舞鶴おでんの掟(おきて)

その1

じゃこ(煮干し)出汁を用いること。

その2

舞鶴の地魚を使った練り製品を入れること。特に、平てんを入れること、なお良し。

その3

大根を入れること。特に、佐波賀大根を入れること、なお良し。

その4

鶏卵を入れること。特に、ふるさと舞鶴あぐりブランド推奨の鶏卵を入れること、なお良し。

その5

こんにゃくを入れること。特に、舞鶴産こんにゃくを入れること、なお良し。

その6

舞鶴特産の農産物、水産物、加工品を入れること、さらに良し。

その7

舞鶴の歴史と風土を生かすための工夫をすること、この上なく良し。

ダシは何ジャコれ?

舞鶴おでん会設立趣意

舞鶴には山海の幸が豊富にあるとともに、水産練り製品の歴史と伝統があります。

これは、舞鶴の位置と歩んできた歴史がもたらしたものです。特に水産練り製品は、戦国の細川幽斎の時代からの長い歴史があり、かまぼこの街として市民に広く浸透しております。

また、京都に近い立地を活かして伝統の京野菜が市内各地で作られるとともに、京都府最大の舞鶴漁港があることから、多くの日本海の海の幸が水揚げされています。

さらに、明治34年に海軍鎮守府が開庁し、全国各地から舞鶴に多くの人が集まり、それに併せて多様な食材が持ち込まれました。

このような背景から、舞鶴には多種多様な食材がありますが、これまで、これを活かした名物料理がありませんでした。そこで、これを活かすことができるご当地グルメとして、「おでん」に着目しました。

全国には、多くのご当地おでんがありますが、舞鶴の蒲鉾屋が丹精込めて作ったかまぼこ、てんぷら等の水産練り製品に、舞鶴特産の農産物、海産物(だいこん、じゃがいも、こんにゃく、たまご、豆腐、タコ、カニ、わかめ・・・・・など)を使い、舞鶴産イワシの煮干と昆布でだしをとったスープを用いた舞鶴ならではのおでんを「舞鶴おでん」と命名したいと考えております。

そして、この「舞鶴おでん」を市内で広げ、地域から全国へと羽ばたかせることで、舞鶴のイメージ向上、市民の郷土愛の醸成、そして地域の活性化と産業の発展につながることを願って、「舞鶴おでん会」をここに設立するものであります。

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