舞鶴おでんの掟(おきて)

その1

じゃこ(煮干し)出汁を用いること。

その2

舞鶴の地魚を使った練り製品を入れること。特に、平てんを入れること、なお良し。

その3

大根を入れること。特に、佐波賀大根を入れること、なお良し。

その4

鶏卵を入れること。特に、ふるさと舞鶴あぐりブランド推奨の鶏卵を入れること、なお良し。

その5

こんにゃくを入れること。特に、舞鶴産こんにゃくを入れること、なお良し。

その6

舞鶴特産の農産物、水産物、加工品を入れること、さらに良し。

その7

舞鶴の歴史と風土を生かすための工夫をすること、この上なく良し。

ダシは何ジャコれ?

舞鶴おでんとは

舞鶴地域では、昔からカタクチイワシなどの煮干しを「じゃこ」と呼び、出汁をとる材料として用いられてきました。

市内の各家庭では、味噌汁の出汁や煮物の出汁もすべてこの「じゃこ出汁」が用いられてきました。 秋から春にかけて、各家庭では、「じゃこ出汁」に舞鶴特産のちくわ、てんぷら、大根、卵、こんにゃくなどを入れた、煮物としての「おでん」が作られ、家庭料理として受け継がれてきました。

舞鶴には「じゃこ出汁」、「水産練り製品」、そして、最近復活した煮物に最適な京の伝統野菜「佐波賀大根」があります。また、旧海軍によって、多様な食材が必要になったことから、煮物に最適な食材の宝庫となっています。

舞鶴おでん会では、この地域はおでんにとって最適な食材の宝庫であることに着目し、「おでん」を舞鶴のご当地グルメとするため、地域の食材でつくるおでんを「舞鶴おでん」と命名し、「舞鶴おでんの掟(おきて)」をつくりました。

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